小窓や間仕切り用として使用されるロールスクリーンですが、汚れた際にお洗濯できるようにポリエステル製の商品が豊富にあります。
ただ実際にご家庭でロールスクリーンの幕体生地をお洗濯されることは少ないと感じています。
設置場所から本体ごと外し、そこから生地部分のみを外す作業は取扱説明書やメーカーホームページに掲載されていますが、いざやってみると逆に生地を傷めたりして元通りにすることが困難になってしまう恐れがあります。
そのため生地が汚れやすいようなキッチン周りや玄関、シュークロクの間仕切り等にお勧めなのが「水拭き」対応キジロールスクリーンです。
生地部がガラス繊維製で直接濡れた布で汚れを拭き取る事が出来ますのでお手入れが簡単に出来ます。
何種類も生地がありますが拭き取りやすいタイプにすればペットの遊び毛も取りやすく便利です。
お風呂場にも使える抗カビ機能の付いたタイプもあります。
設置場所や設置環境など条件に合わせて生地素材を選ばれることをお勧めいたします。
もしポリエステル素材(ウォッシャブルタイプ)製品で汚れを拭き取る場合は輪染みが残る可能性がありますのでお取り扱いにご注意下さい。
将来的に生地部だけの掛け替えも可能ですが、元の商品と生地厚が違うものは対応が出来ませんのでご了承ください。
今回は購入したシェードに後から裏地付きにできる簡易裏地についてご紹介をいたします。
通常裏地付きは、生地を2枚重ね、1枚の生地の様にして作ります。
ご購入した後から2枚重ねにすることは非常に難しい作業になります。
簡易裏地は、シェード幕体とメカの間に取り付けるタイプになりますので後付けが簡単に出来ます。
こちらのやり方をする事でメリットとしては
@表生地の素材を気にする必要がないこと
A裏生地はニーズに合わせた機能の生地を選べること(遮光、遮熱など)
デメリットとしては
シェードのたたみ方向が表生地と逆方向になり取り付け位置によっては生地のたたみが邪魔になるケースがあります。

上記の様な長短所を見極めた上でご利用するようにして下さい。
ご発注方法については表生地のサイズに合わせて裏生地を作成する必要があるため専用の表生地寸法用紙にご記載いただく必要がございます。
裏生地作成後は、お客様で取り付けを行いますので同封している説明書に従ってお取り付け下さい。
今回は光取り用の天窓へのロールスクリーン設置事例をご紹介いたします。
通常のロールスクリーンでは設置できないので立川ブラインド商品「ラルク傾斜窓」を取り付け致しました。
両サイドにガイドワイヤーを張り操作コードを引っ張ることで生地を動かす事が出来ます。
ロールスクリーン本体にストッパーが内蔵されていないため生地を下げたままの状態にする際は、コードガイドで手元まで伸ばした操作コードを横に動かしコードを滑車に噛ませることで固定します。
今回は天窓の下に窓があるため、90度に2回操作コードを引導しています。
窓用に横開きカーテンを架ける事で天窓用の操作コード部の多くが隠れますのですっきりした見た目になりました。
7月11日トーソー株式会社の新製品展示会に参加させていただきました。
近年の傾向として天井付専用レールやヒダ山を作らないカーテン「ウェーブスタイル」の展示が多く見受けられました。
ウェーブスタイルはいわゆるフラットカーテンの一種ですが、カーテンのウェーブが均等になるための部品が付いている事が大きな特長です。
新商品としてはシーリングレール「フロウ」が紹介されていました。
レールや吊棒ともに無駄を削ぎ落したシンプルなデザインで、こちらもウェーブスタイルに対応しており間仕切り用として幅広く活用できそうです。
その他、ランドリーバーとして「LB-1」がハンギングバーの新ラインナップとして新発売されました。 これまでトーソーのハンギングバーにはない着脱可能な吊りポールと伸縮可能な本体バータイプで、ものを掛けたときに揺れが早く納まる「ゆれピタ機能」が特長です。
安全性と快適な操作性を追求したスマートグリップのウッドブラインドも新発売されました。
ループ状の操作コードではないループレスタイプで幼いお子様への安全性はもちろん、操作性も向上しており 掃き出し窓2mサイズの操作が標準ループコード式の約15回操作に対してスマートグリップタイプは4回操作で全開できるそうです。
これまでご提案しづらかった出入りの多い掃き出し窓にも可能性が広がる商品となりそうです。
立川ブラインド工業の2025年展示会が名古屋でも6月に開催されました。
6月に新しくなったカーテンレールカタログからは汎用性の高い機能性カーテンレール「ファンティア」や人気の「ビバーチェ」シリーズにトレンドのグレイッシュカラーが3色追加されております。
(グレージュ木目調、ペールグレージュ、ピュアグレージュ)
ロールスクリーン、タテ型ブラインドの部品色にも変更があり空間に調和する「マットホワイト」「ライトグレー」が登場しました。
また電動木製ブラインド、電動(アルミ製)デザインブラインドにも採用されていたバッテリー仕様が電動ロールスクリーン、電動タテ型ブラインド、電動調光タテ型ブラインド、電動カーテンレール「ホームタコス トリーチェ」にも拡充されさらに便利になりました。
lotアダプタを設置することでスマートフォンアプリでの操作も可能で、一回の満充電でおよそ3カ月間使用可能になります。窓の近くにコンセントがない場合にこのバッテリー仕様の電動商品はお勧めです。
但し充電様のケーブルが届く範囲出の設置条件になりますのでご注意ください。
カーテンが窓につけるものであり、窓の特性上切っても切れないものが、カビです。
カーテンに黒いプツプツ状の汚れはありませんか?
それがカビです。
じめじめする梅雨時期や結露の多い時期はもちろん、年中日当たりが悪い部屋などは、年間通してカビが繁殖しやすい場所です。
また加湿器を使用したり、洗濯物を部屋干しすることもカビの原因になります。
カビの胞子は空気に乗って移動するため、カーテンのカビを放置するとほかの家具などにも生えてしまうことがあります。逆ももちろんあります。
カビの放置は人体にも影響を与えることがあるため早めの対処がお勧めです。
カーテンのカビは洗濯やクリーニングで落とすことが可能ですが、防カビ加工機能のついたカーテンを選ぶのも手段の一つです。
防カビ加工機能は通常のレースのカーテンに比べてカビがつきにくく清潔さを保てます。
弊社ではSEKマークが付いたレースカーテンも取り扱っております。
この加工は洗濯も5回まで機能維持が可能です。
簡単に綺麗、清潔をキープ出来ます。
当社のカーテンをご購入いただく際に、まずカーテン費用のお見積りをさせていただくことになりますが、お見積りを作成するにあたり商品について様々な確認をさせていただきます。
色柄や仕様は当社のカタログを中心にお選びいただきますが、事前に準備が必要なものが製品サイズもしくは窓のサイズになります。
カーテンの掛け替えであれば現在使用しているカーテンサイズを測っていただいたり、新規に取り付ける場合であれば窓のサイズが必要になります。窓(サッシ)サイズの記載してある建物の平面図等があればお見積りが可能になります。
サイズの他に商品や取り付け位置の写真などがあると打ち合わせに役立つかもしれません。
ご依頼が複数窓になり、生地品番も変わる場合にはお部屋名や窓番号などをお伺い致します。
商品とお見積金額が取付窓と一致しているかご確認いただくためです。
掛け替えカーテンの寸法の取り方については当社コラム「カーテンの採寸方法」をご参照ください。
お声を掛けていただければ簡易採寸メジャーをご用意いたします。
お見積もりは基本、後日郵送するかメールにて送信させていただきます。
2018年にJIS A4811「家庭用室内ブラインドに付属するコードの要求事項ー子どもの安全性」としてJISブラインドひも(操作コードやチェーン)がJIS規格制定されています。
ブラインドやシェードから垂れ下がるチェーンやコードが予期せぬ事故を招くことを防ぐために制定されたものです。
各メーカーが
・クリップでまとめてしまう
・部品が一定の負荷ではずれる
・コードレスにすることでなくす
などの対策をとっています。

弊社ではカーテンをご注文時に付属するタッセルに負荷がかかることではずれる弊社オリジナルの安全タッセルをつけております。
ブラインド等のひもの事故に気を付けて!
注意喚起のリーフレットです。
通常シェードはブラケットを壁にビスで取り付けます。
しかしレール取り付け金具を使うことによってカーテンレールにブラケットを取り付けてシェードを設置することが出来ます。
レール取り付け金具とはレールとブラケットをくっ付けるパーツです。このパーツはシェードを販売する各メーカーが各々の形で販売をしています。
弊社でもオリジナルレール取り付け金具を持っています。
取り付け方は、簡単でブラケットにレール取り付け金具を専用ビスで取り付けます。
その際にビスはきつく絞めずに少し余裕を残しておきます。
次にそのブラケットをレールの下部に持っていき上部の取り付け金具をレールの中に入れてから専用ビスをドライバーで回してしめて行きます。
ある程度回した後ブラケットが固定されます。
ブラケットがレールから外れないことを確認してからシェードを取り付けて下さい。

レール取り付け金具があれば既にカーテンレールの取り付けてあるアパートやマンションなどでもレールを利用してシェードを取り付けることが出来ます。
カーテンを作製する場合、カーテンサイズを知る必要があります。
サイズを知ることでお部屋や窓にあった綺麗なカーテンが作れます。

シェードを使う上でいいことがあります。
幕体の交換ができるということです。近年は幕体が交換がしやすい縫製仕様がメインとなり以前よりは簡単に交換ができる様になりました。
またメカが丈夫にできているため日頃から掃除などのメンテをしていると長期間使うことができます。
そうなりますと生地交換でシェードを使いつづけるという選択肢が出てくると思います。弊社でも以前制作したものの幕体交換の依頼が増えております。弊社で作っているものにつきましては別ページにあります。
製造番号で制作サイズをある程度管理ができておりますので弊社で制作された場合の幕体交換はサイズに不安を持つことなくご依頼頂けると思います。他社で製造されたものでご依頼いただく際にはご注意いただきたい点がいくつかございます。今回はその注意事項についてお話させていただきます。
【注意点】
@ サイズについて
シェードの幕体は生地から出来ております。そのため長年使用していると生地がたたみしわや糸の収縮で生地が縮んでしまうことがあります。そのためこの時、気を付けていただきたいことは幕体のサイズを測るのではなく取り付ける予定の窓のサイズを測っておくことです。すでに測った幕体サイズと窓サイズを比較しサイズがあっているかを確認します。特に高さはご注意ください。
A 縫製仕様について
シェードは上下に昇降するものです。そのためメカから出ている紐の本数を必ず確認してください。制作する工場によって本数が異なる可能性があるためです。またシェードの裾についているウエイトのサイズは確認することが必要です。ウエイトは裾の袋に入れるためウエイト袋のサイズよりも大きなウエイトは入りません。測る際にはウエイトを袋から抜いて平に真っすぐにした状態で測ってください。
B マジックテープの位置について
お使いのメカによってマジックテープが幕体の前についていることや後ろについていることがあります。こちらも併せてご確認ください。
@防炎ラベルを付けることができる者
消防法では、防炎表示したものでなければ防炎物品として販売し、販売の目的で陳列することが禁止されています。この防炎表示は、防炎物品とそうではない物品とを容易に判断するためにつけられるものです。防炎物品に防炎表示、すなわち防炎ラベルを付することのできる者は、消防庁長官によって「登録表示者」として登録された業者に限られています。株式会社スタイルジャパンはその登録表示者として登録されております。
A防炎ラベルの種類
防炎表示は、消防法令で様式方法などが定められています。協会が交付している防炎ラベルはこの消防法令に基づいたもので、その物品に防炎性能があることを示す証となっています。従ってラベルを規則どおりに正しく表示することが大切になります。防炎ラベには、カーテンじゅうたん等の完成品につけられる「物品ラベル」と加工される直前のカーテン、じゅうたん等の材料(原反)につけられる「材料ラベル」とがあります。
B後防炎加工の防炎表示
後防炎加工の場合、正確に分類すると物品ラベルで洗濯後再防炎加工されたものに当てはまります。
ラベルの種類は(ホ)と(へ)で貼付タイプのシールになります。
(ホ)が綿素材、(ヘ)がポリエステル素材になります。こちらのラベルは洗濯するとシールが剥がれ再加工が必要になります。
一般的な横開きカーテン(レギュラーカーテン)をカーテンレールに掛けるためについている「アジャスタフック」についてご案内いたします。
フックは本体の柱にラチェットと呼ばれる部品が付いており一方方向にカチカチとずらすことが出来るためカーテン生地が伸縮した際などに微調整することが出来ます。
一段ずらす毎に5o移動します。
主に規制カーテンには75oタイプ、オーダーカーテンには90oタイプが使われていますので破損したフックの買い替え時には注意が必要です。
カーテン業界では「Aフック」「Bフック」と呼ばれるタイプがあり、主に装飾カーテンレールや天井付レール用のAフックと機能性カーテンレールの際に使うBフックになります。
どちらもラチェットの位置が違うだけで同じ商品ですがカーテンの見た目や納まりに違いが出ます。

Aフック仕様 Bフック仕様
Aフック仕様のカーテンはカーテンレールの下位置からの仕上がりになります。
ダブルレールの場合、後ろ側のカーテンは基本敵にはAフックになります。
メリットとしてはすっきりとした仕上がりでどのようなレールにも対応する汎用性があります。形状記憶などの加工がある場合のカーテンの仕上がりにはお勧めです。
デメリットとしてはBフックと比べて総丈が3p短い仕上がりになりなすので遮光性を求める場合にはBフックより条件が劣ります。
Bフック仕様のカーテンは機能性カーテンレールでカーテンを閉めた際にカーテンレールが隠れる仕上がりになります。
メリットとしてはAフックよりも生地部が長い分、上部からの光漏れが軽減します。
デメリットとしてはカーテンを開けた際に、ヒダ山間の生地がレールの前に押し出される恰好になります。
ただこれは見た目の好みになりますので一概にデメリットとは言えないかもしれませんが、魅せる装飾カーテンレールにはやはりAフックがお勧めです。
これらは基本的な選び方になりますので、使用されるカーテンスタイルやカーテンレール、設置位置などの条件をスタッフにご相談いただけたらと思います。
メカ付きカーテンの中でポピュラーで出窓や結婚式場についてる華やかなカーテンといわれて思い浮かぶのがバルーンです。
コードを操作して昇降すると裾が半円状の美しいシルエットを作り出します。
降ろしていてもフリルが付いていたりして華やかですが、せっかくバルーンをつけたのですから半円状の美しさを飾っておかないのはもったいないでしょう。
頻繁に昇降しないのであればもうその形のまま飾ってしまうのもありなのでは・・・
と開発されたのがタックアップバルーンです。
費用も昇降付きのバルーンに比べるとリーズナブルになっております。
普通のカーテンレールにカーテンをかける要領で設置でき付属の部品で好みの位置にカーテンの裾をあげるだけ。美しくお気に入りの一枚が完成です。
カーテンの裏面に透明なリング付きテープを縫い付けることで付属のS字フックを使いお好みの高さまで持ち上げ引っ掛けることで裾に半円状の丸みを作ります。この時カーテンの8割くらいの高さになるようにするとバランスよく飾れます。
タックアップバルーンは腰高窓向きの商品で出入りが頻繁な掃き出し窓はあまり向いていません。
完全に固定されていない裾なのたくし上げたりするとSカンを留めたリングから外れてしまうことも・・・
掃き出し窓でも出入りがなく固定して飾っておける窓への取り付けをおすすめします。
もちろん通常の昇降機能がついたバルーンシェードはどの窓にも向いているので生活スタイルに合わせたカーテンを選ばれるといいと思います。
今回は機能性カーテン生地の「花粉キャッチ」機能についてご案内致します。
アレルギーの原因になる花粉やホコリをキャッチし再飛散させない機能付きカーテン生地です。キャッチした花粉やホコリはカーテンをお洗濯することで洗い流し、繰り返しキャッチ機能をご利用できます。
花粉やホコリを捕まえやすいのは繊維に特殊なクリンプ(縮れ)がある構造であり、生地自体がフィルターの役割を果たすため洗濯をしても機能は失われません。
外から室内への花粉やホコリの侵入を抑えるフィルターの役割や浮遊した花粉を絡めとり減少させる役割をします。

ノエル NL オンス IV
弊社オリジナル生地以外にも各種お取り扱いがございます。
カーテンを選ぶ時の条件の一つとして候補にするのはいかがでしょうか。
カーテンを作製する場合、カーテンサイズが大きくなる場合必ず幅継という工程がでてきます。
幅継とは生地幅以上のカーテンを作る場合にきじを足す必要があります。その作業のことを言います。
オーダーカーテンを作る場合の幅継はただ生地幅の長さを増やすだけではなく生地にある柄が綺麗にでるように工夫されています。
この工夫を柄合わせと言います。柄合わせとは生地の織り方、プリント柄や折り柄などのパターンに合わせて生地をつなぎ合わせていくことを言います。柄合わせによってカーテンの完成イメージが大きく変わります。
例えば右から左へ柄が続くようにしたり、同じ柄が続くようにしたりなどあります。
柄合わせはどこの柄がカーテンのどこの位置にいくのか考えてしなければなりませんのでカーテンの販売店のスタッフやカーテン縫製スタッフの力量もある程度必要になると思われます。
縫製工場を持つ弊社の場合は、あくまで一例ではありますが、お客様の目線にいい柄が来るようにしています。また生地の幅を継ぐ場合は、柄が切れないようにしています。
レースカーテンをつけるメリットは?と聞かれたらまず第一に出てくるのが光を取り入れながらもプライベートが保たれる目隠し的な要素です。
シャッターを閉めたり窓ガラスにすりガラスを使うから、レースどころかカーテン自体いらないわという方もいると思います。
しかし実はカーテンの役割ってそれだけではないのです。
カーテンには色々な役割があります。のぞき見防止の防犯、災害時の窓ガラス飛散を防いだり、遮光性があったり・・・最近では多機能なものがほとんどです。
その中で今回は、遮熱について注目したいと思います。一般的に遮熱というと夏の暑い日差しを想像される方もいると思うのですが、実は寒い冬も効果があるんです。
夏に屋外から入り込む熱エネルギーが約70%が窓から入り込むといわれています。
暑い夏に窓から入るジリジリとした日差しや熱を軽減し、お部屋の温度があがるのを抑えてくれるそんなイメージですが、逆の効果もあります。
冬に屋内から逃げ出す熱エネルギーが約50%。寒い冬に外から入る冷気を抑えるだけでなく、冬に屋内から逃げ出す熱をお部屋にとどめて、暖かな暖気を保ちます。
レース自体を遮熱、断熱仕様にすることで保温率が良くなり、保温率が高いことで室内の温度を維持してくれます。冷暖房の効率がよくなり、お財布や環境にやさしく省エネにも効果的になります。
前回リターンの紹介をしましたが、合わせることでより効果がアップ!また遮熱、断熱といった生地ではないレースカーテンや厚地のカーテンを窓にかけておくだけでも付けないよりは効果があります。
ただし上記で紹介した方法、商品でもサイズがあってないと効果を発揮しづらいです。
そういったことも含めまして、興味がある方は気軽にご相談ください。
カーテンリターンとはカーテンと窓の隙間をなくすための製法です。
カーテンを購入する際にこだわって遮光を選んだのに実際かけてみたら、カーテンはいいのに窓とカーテンの間に隙間があり、そこから光が漏れていたなんてことありませんか?
せっかく購入したカーテンの機能が100%活かしきれないという切ない体験ありませんか?
そんなあなたにおすすめの方法がカーテンリターン仕様なのです。
カーテンリターン仕様のメリットは、遮光、遮熱、目隠し、窓周りの美しさなど多数あります。
室内から屋外に逃げていく熱エネルギーを100%としてその内訳をみると屋根から10%、換気から17%、外壁から19%、床から10%、窓などの開口部からが一番多く48%という割合です。そのため窓から逃げていくエネルギーを軽減する断熱がとても重要になります。
横開きのカーテンの場合、ドレープとレースのダブル付けにするとドレープ生地は窓から10cm程離れてしまいます。
そこで両サイドにドレープ生地を伸ばす「リターン縫製」をすることで熱エネルギーの流出を抑えることができます。
またカーテンレールもサイドカバー付きの商品を選ぶことでカーテン上部の断熱効果をあげることが可能です。
それと同時に光漏れを抑えることもできます。

ちなみにディズニー系列のホテル ミラコスタにもこのリターン仕様が採用されており、上記に紹介した例にプラスして、夜のショーの最中にホテルの部屋から漏れる光を防ぐために採用されていると思われます。
外に光を出さないというのも防犯の観点からも注目していいのかもしれません。
今年各メーカーが販売に力をいれているスタイルです。
このスタイルは、フラットカーテンに緩いウェーブをつけることにより単調だったフラットカーテンがより美しくなるものです。
そのウェーブの付け方は各社いろいろあります。
1つ目はカーテンレールでウェーブをつけるものでこちらはレールメーカー様が提案しているスタイルです。
2つ目は資材メーカーや生地メーカーがカーテンの上部の部品に工夫をしたものになります。
3つ目は縫製工場などがカーテンの生地自体に形状記憶などでウェーブをつけるものになります。
弊社では3つ目の形状記憶で作るスタイルをおこなっております。
形状記憶で作るスタイルは2つあります。
フラットフックを使ったタイプとギャザーフックを使ったタイプになります。
どちらも綺麗にできますが、お互いに長所や短所があります。
フラットフックを使ったタイプの長所は高さが調整できることです。
短所はウェーブが少しだけですが内側によってしまうというものです。見た目には気がつく方は少ないのですがそこは縫製工場ですのでどうしても目がいってしまいます。
ギャザーフックを使ったタイプの長所はウェーブが綺麗にでることです。
短所は高さ調整機能がこのフックにはないため高さ調整ができない点にになります。
弊社のショールームには各タイプのサンプルが飾ってありますのでご興味がありましたら是非見に来てください。